ナマラ?
何それ?
どーやら北海道の方言で「すごく」というような意味らしいです。
この言葉を、なぜか今回の同行者である紀雄さんが突然、発したことにより、今回のさすらいでの流行語大賞に決定いたしました。
したがって、本編中、頻繁に登場するかと思います。あらかじめご了承くださいまし。
また、チョーシこいて「ナマラ」を連発しているので、文中において不適切な表現があるかもしれません。というか、タイトルからして変だし。
ご勘弁を。
8月18日 さすらいメンバー集結
今回は、さすらい幹部である檜山さんが赴任先より、帰ってきたということで歓迎会を兼ねてのさすらい釣行となりました。メンバーは他に2人。三田村さん、紀雄さんです。
まあ、いつもの飲んだ暮れメンバーですね。
今回は、僕がまず神奈川の檜山さんのお宅へ向かい、そこに紀雄さんが迎えに来て三田村さんと埼玉で合流。
こういった運びとなりました。
僕は檜山さんのお宅へ行くまでに下道で5時間!(途中、異常なまでに混んでいたので)
ナマラ疲れました。
これを檜山さんに話したら、
「いや、まだまだ。紀雄は今、仙台から帰ってくるところですよ。いったん、荷物を積み替えたら休む間もなく出発なんですよ。とりあえず、紀雄が来る前に一杯やっちゃいましょう」
勧められるままにグラスを差し出し、ビールをゴクゴク。
運転疲れの体に染み渡りました。
うまい~~。
あれ、でも。
運転は誰がするの?
檜山さん:「さっき三田村さんに、少し遅れそうですって電話入れておいたんですけど、『はい、分かりました。ビール飲んで待ってます』だそうです。わっはっはっは~」。
だめじゃん。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
はい、紀雄さん頑張って~
酒飲みって怖いッス。
そんな時、ちょうど紀雄さんから電話がありました。
のりP:「遅くなってすいません。今、結構、渋滞しててもう少し時間が掛かりそうです。」
檜山さん:「そう、お疲れ~。気をつけてな、これから旅は長いんだから。ぷぷぷっ」
のりP:「え?なんすか、なにか面白いことあったんすか?」
檜山さん:「べ~つにぃ~」
酷すぎる・・。
紀雄さん、ご愁傷様です。チ~ン。
ようやく紀雄さんが到着しました。
僕らの顔を見て紀雄さんは言いました。
「飲んでるでしょ?」
僕ら2人は100万ドルの微笑みを浮かべて・・
うん。
しかし、紀雄さんは、覚悟していたらしく、大して驚いていなかったようでした。
まさか僕まで飲んでいるとは思っていなかったようですけど(笑)。
すまんね、つい。ゴクゴクっと・・。
さあ、埼玉を目指して出発です。
車内で大騒ぎしながら下道を走ること3時間。
ようやく川越に着きました。
三田村さんの荷物を詰め終わると、よし、出発。
まだ皆、酔いが醒めていないので、当分の間は紀雄さんの運転となりそうです。
僕は、珍しく車中でウトウト。
いつも行きの車の中ではしゃぎすぎてしまい、到着すると疲れて廃人となるパターンだったので、今回は今の内に寝ておくことにしたのです。
8月19日 雨の仙台釣行
目が覚めると、いつの間にやら檜山さんがハンドルを握っています。
優しい朝日が車中に射し込むのですが、雨音も聞こえます。
すんごい土砂降り。
場所は、知らない内に早くも岩手。
天気予報では台風が直撃するということなので、大雨。
当分、強い雨が降り続けるようです。
雨音で目が醒めたのか、皆で作戦会議。
さすらい料理隊長兼、情報担当である三田村さんが素早く携帯でチェック。
結局、このまま岩手にいても大雨にやられるだけですから、降水確率が低い宮城まで下ることにしました。
寝ぼけ眼の僕は、「檜山さん、お疲れでしょう。僕、運転替わりますよ」
と、バスのように大きなプラドの運転席に座りました。
出発!
しかし、わずか数キロで、
「すんません、大雨で前が見えないっす。」
ということで、再び檜山さんと交代。
目が悪い僕は、夜と大雨の中での運転はまるでダメなのです。
この戦力外めが!
と、自分自身をののしりながら、すごすご助手席へ非難し、
再び、
夢の中へ
だって、すげえ眠かったんだもん。
檜山さん、ごめんなさい。
檜山さんは、結局一睡もしないで運転することに。
ほんとスミマセン。
どれくらいぐっすり寝たのか、気づけば仙台市に入っていました。
雨は全く降っておらず、台風回避作戦成功!
コンビニで朝食、昼食のカップラーメン、入漁券を購入すると、いざ渓流へ。
途中、林道から川がチラチラと見えました。
おっ、濁ってないじゃん。
で、なんて名前の川だっけ?
忘れちった。ま、いーや。
凄い林道を紀雄さんのスーパードライビングテクニックで走破していきます。
紀雄さん、頑張れ!
後ろから眠たげな声で僕が声援を送ります。
この辺でいいだろうという場所で二手に分かれました。
僕と檜山さんコンビは駐車した所から上流へ。
もう一組は車で上流へ更に進み、そこから上流へ。
林道をかき分けて川に着くと、いきなり気配を察したイワナが黒い矢のように走り去りました。
結構、良い型です。
おお、期待できるじゃん?
と、2人でニンマリ。
渓流が久し振りである檜山さんは実に生き生きしていました。
寝不足とは思えない集中力で、細かいポイントも綺麗に拾っていきます。
しかし、渋い。
出るのはチビッコのみ。
開始1時間ほどで、手にした待望の1匹は檜山さんが。
それにしても、ここの魚は実にスレていました・・。
そのすぐ上流には、いかにも釣れそうなポイントがあります。
ここは硬いだろうというポイントです。
檜山さんは、僕に譲ってくださいました。
狙い通り、釣れました。
26cmの綺麗なイワナでした。
直感的にこれが本日、最後のイワナだなと思い、魚体の写真も収めておきました。
いや~引きました。
結構、強い魚だったので、もう少し大きいかな?
と思ったのですが・・。
やはり、これが本日、最後の魚(笑)。
対岸を狙う檜山さん。
この後は、さっぱりダメだったので、皆と合流して場所換えをすることにしました。
三田村さん、紀雄さんコンビニ上流の様子を聞いてみると、やはり渋いとのこと。
おまけに先行の車が2台止まっていて、望み薄ということが分かりました。
とりあえず、お腹空いたし、下流にあった広場で昼飯でも食べようぜということになり、カップラーメンをみんなですすりました。
僕は、もう釣りはどうでもよくなっていたので、昼寝宣言。
初日ということで疲れがあるせいか皆、休憩をとることにしました。
目の前を釣り人が歩いています。
尋ねると、やはり渋いらしいです。
でも、尾数はいっていたので、意外と下流の方がいいかもね?
という推理をし、檜山さんと三田村さんは再び川に入ることにしました。
僕と紀雄さんは、手が空いていたので、携帯が通じる所まで下り、宿の手配。
実際は全て紀雄さんがやったので、僕は助手席にいただけですが・・。
外を眺めていると、目の前からどこかで見たキャンピングカーが走っています。
なんか、清宮さんの車に似てるな・・。
よく見てみると・・。
やっぱ清宮さんだ!
何たる偶然。
僕は、思わず車から飛び出し、
きよみやさ~~~~ん!
と大声で叫びながら林道を走りました。
しかし、気づいてもらえず断念。
今度は素早く携帯をかけます。
「どうも!清宮さん、今すれ違いましたよ!」
「え?」
本当にナマラ偶然でした。
清宮さんも東北を周ると言っていたので、時間が合えば合流しようと話していたのです。
HP常連様である清宮さん。
お久し振りです!!
東北地方を単独さすらいしていたそうです。
僕らは宿のチェックインの関係上、イブニングができません。
清宮さんは夕方のチャンスにかけて川に入るとのこと。
明日は朝から合流して釣りをすることにしました。
仙台の夜
紀雄さんは、高校時代を仙台で過ごしていたので地理には明るく、迷うことなくホテルに着きました。
なんと今夜はビジネスホテル。
僕にとって人生初のビジネスホテルでした。
なんだか今年のさすらいはリッチだなあ・・。
部屋割りは檜山さんと紀雄さん、三田村さんと僕。
ツインを割り勘にすれば1人3200円ほど(朝食付き)のお得な料金。
ビジネスホテルですから、やっぱりビジネスをしなくてはいけません。
携帯電話で話しながらメモを取るビジネスマンのマネ。
心はビジネスマンです。でも、なぜか正座。
シャワーを済ましたら、居酒屋へ行くことになっています。
ユニットバスの狭いスペースから出て、濡れた髪をタオルでばさばさと拭いていると、紀雄さんがビールの差し入れをしてくれました。
紀雄さん、ありがとう。
ほんと何から何まですんません。
オリンピックでも見るか、とテレビのリモコンを取ろうとすると・・
見つけちゃいました。
うふっ。
大人のチャンネル
大枚100円を投入すると、見られるようです。
でも、投入する前に念のためにチャンネルを合わせてみると・・。
ザーザーと画面はなっていますが、音声はバッチリ入っています。
三田村さんが「目を細めると、見える気がする」
と言うので、早速そのように。
おお、なんか見えるような気がする・・。
居酒屋へ出発する予定時間までの間、土偶のように目を細めてテレビに釘付けになっていました。
時間になったので別室の2人が入ってきました。
僕:「エロチャンネル見ました?」
興奮した声で尋ねました。
のりP:「おお、この部屋凄いじゃないですか、お金入れなくても声聞けるし、何となく画像が見えるし。僕らんとこは、こんなに映らないですよ~」
やはりチェック済みか。
メンツから考えて、エロチャンネルの存在を見逃すはずが無いと推理していた僕の読みは当たっていた・・。
悲しい男の性質・・。
さあ、地酒を求めて仙台の居酒屋へ出発です。
さすが東北の大都市。
栄えています。
黒いスーツを着た怖そうなお兄さんが、「どうですか、遊んでいきませんか」
と声をかけてきます。
怖いので、目をそらして逃げるのですが、ビビってると思われるのが癪だったので、わざと蟹股で肩で風を切って歩くことにしました。
(でも、実際はみんなの最後尾にチョコチョコついていただけだったりします)
どこの城からやってきたんだ?
というような西洋風のドレスをまとったお姉さんがたくさん道にいました。
別に変ないかがわしい通りではないのですが(というより普通の居酒屋と混じっているので怖い)、なんだか賑わっています。
蝶々のようにヒラヒラとやってきては声を掛けてきます。
プーンと柑橘系の香水が匂ってきました。
汗臭いウェーダーとは全く異なる種類の匂いです。
仙台に慣れている紀雄さんが、
「太郎さん、今の内に匂いだけ一杯吸っておきましょう。匂いだけならタダですから」
と一言。
なるほど。
大抵の男は、この匂いにやられて奴らの巣に連れ込まれるんだな?
恐るべし、夜のトラップ・・。
しばらくトコトコ歩いて、居酒屋を物色しました。
しかし、良さそうな所は満員でした。
仕方なく、再び探検を続けていると、フレンドリーなお姉さんが近寄ってきました。
「えっと、普通の居酒屋なんですけど~、先週オープンしたばかりで~、綺麗だし~、安いし~どうですか?地酒もおいてありますよ~皆さん、大体一人当たり3500円くらいお支払いされてますよ~、最初の生ビール無料券がありますからお使いくださいね~」
気づけば僕らは「4名様ごあんない~」
と、言われて連れて行かれていました。
ビルの一角に、スナックを改良して作ったと思われる「高そうな」居酒屋を発見。
入ると、居酒屋じゃねーだろ!というような洋風スタイルのスタッフがいっぱい。
先週までスナックでしたって感じ丸出しです。
メニューを見ると、やはり高い。
みんなで目を合わせて、この一杯飲んだら脱出だ。
ということになりました。
ツマミで2品目ほど頼みました。
確かサンマの刺身とホヤ酢だったと思います。
来ました、来ました。
うわ~やっぱ少ない~。
さっさと飲んで食べ尽くして出ることにしました。
やはり都会の夜はオソロシイ・・。
今度は、なにがあっても、どんな綺麗なお姉さんに勧められても、誰が見ても普通の居酒屋へ入ると誓いました。
先ほど目をつけていた良さそうな居酒屋の席が空いたようです。
ここは良心的な普通の居酒屋で、店員のお姉さんも親切で安心しました。
試しに先ほどと同じものを注文してみたのですが、やはり量が随分と違いました。
たっぷり美味しいお酒と料理を堪能しました。
すんごく派手なピンク色の靴下を履いたお姉さんは、明るくて優しい店員さんでした。
みんなで色々と話しかけたのですが、ネタに困って、
「ナマラってどこの方言か知ってます~?」
と聞いたら、
かわいらしく首を傾げて、
「すみません、分からないので聞いてきますね」
「こういう子が嫁さんだったら、俺、脇目も振らずに働きますよ!」
と僕は皆に言いましたが、
ふふっと笑われてしまいました。
見知らぬ東北の町で美味しいお酒と地場産の食べ物に出逢えて、幸せいっぱい、お腹いっぱいで宿に帰ることにしました。
しかし、飲んだ後といえばラーメン。
ここ仙台にはラーメン国技場(確かこんな名前)というのがありまして、各地の名物ラーメンが食べられます。
さすらいと言えば、ラーメン。
早速、食べることにしました。
僕は、横浜の豚骨醤油系が好きなので、それに似た和歌山のものを食べました。
実に美味しかったです。
かなり飲んだので、もうヘロヘロ。
宿に着いたら、ベッドに倒れこみました。
8月20日 大イワナはいたものの・・
朝食を食べようと、食堂に行くと、珍しい格好をした人に会いました。
黒いカンフー着をまとい、悟空のような尻尾をつけた茶髪の若いお姉さんです。
そういえば、昨夜も変なコスプレしたような人が歩いていたし・・。
仙台でもここは特殊な場所なのかなあ・・。
9時くらいに清宮さんと待ち合わせの約束をしていたので、さっさとパンを腹に詰め込み、出発。
それにしても凄い風です。
台風の雨は食らわなかったものの、風がひどい・・。
清宮さんと合流しました。
風が強かったので、朝の釣りはしなかったとのこと。
とりあえず昨日入った川の支流へ行くことにしました。
林道は狭いようなので、清宮さんもプラドに乗って皆で出発。
途中、風で木が折れたようで、道を塞いでいました。
それを除けると、更に奥へと進んで行きます。
何だか大冒険って感じです。
そして、ついに林道が終わりました。
土砂で崩れて先へ行けそうにありません。
Uターンする場所も無いので、泣く子も黙るバック走行。
僕だったらJAFを呼んで救助してもらうところですが、そこは頼れる男、ミスター紀雄。
さっさと安全な場所まで引き返せました。
やりますな・・。
さあ、釣りです。
昨日は散々、やられたので、今日は仇を討たねばなりません。
檜山さん、清宮さん、僕の組と、三田村さん&紀雄さんコンビで上下流に分かれて開始しました。
オープニングヒットは清宮さん。
結果から言ってしまえば、この日釣れたまともなサイズはこれだけ~~。
うーん、やはりこの時期になると渋いのですね。
渓相はいいし、魚も多いのですが、ちゃんとフライを咥えないんですよね。
そうそう、忘れていました。
僕の靴は過酷な使用に耐えられず、ついに大破。
タイル用の安い接着剤で試しに補強するも、カッコ悪い&強度的に難あり。
探検隊が最後に行き着いたのは、滝でした。
滝の開きに大きなイワナが泳いでいるのが見えましたが、激スレで一切相手にされず・・。
結果、惨敗。
清宮さんは、本日の午後に帰宅しなくてはいけないようで、ここでお別れ。
また、遊んでくださいね!
もう、今日は釣りを止めてのんびりしよう~ということになり、清宮さんと分かれた後は、仙台名物の牛タン。
紀雄さんが、テールスープがつく定食が絶対にいい。
ということで、定食屋さんを探しました。
初めて牛タン定食を食べたのですが、本当に美味しかったです。
ああ、幸せ。
それにしても、ガイドがいると助かるなあ・・。
さあ、最終日の明日はどこを釣るべえ?
三田村さんがすばやく携帯電話をピコピコいじって天気を調べてくれました。
どうやら宮城以外は天候が不安定なようです。
ということで、結局、明日も仙台の川で釣ることに。
ほいじゃ、宿は昨日と同じでいいか、ということで再び、紀雄さんが手配してくれました。
無事に宿も押さえられたし、牛タンも食べたし。
明日行く川の下見でもしますかね。
檜山さんのお友達から仕入れた情報を元に探索。
かなりいい感じの川です。
本当は、僕にも心強い釣り仲間が仙台にいるのですが、メルアドしか分からず、連絡がつけられませんでした。出発前に聞いておければ良かったのですが、最初は岩手の予定だったので、うっかりしてしまいました。まさか仙台になるとは思いませんでしたからね。
10分100円のエロチャンネル
その後、スーパー銭湯へ行ってのんびり。
暇だったので、備え付けの血圧測定器で測定。
血圧対決をしようということになったのですが、勝負の基準が分からず、対決にはならず。
宿へ着くと、まずはのんびり。
僕は昨日と同じく三田村さんと一緒でした。
しかも、昨日と全く同じ部屋。
集合時間までは、テレビをつけてオリンピックを見ながらゴロゴロしていました。
さあ、今夜はどんな居酒屋へ行こうかな~。
みんなの意見は、美味しい土地のものを食べることに一致しました。
外にあるメニューボードを見ると、安くて美味しそうな店があったので、即決。
店内は、大いに盛り上がっていました。
岩ガキ、蟹ミソ・・。
すっごく美味しかったです。
特に蟹ミソには感動しました。
今まで、缶詰に入った粘土のようなものしか食べたことがなかったので、この美味しさには驚きです。
3時間くらい、じっくりと地元のお酒に酔いました。
ああ、幸せ。
飲み会の後は、やっぱりラーメン。
といっても、かなり食べ飽きたので、内心、もうラーメンは当分いらない~。
と思っていましたが、スープの匂いを嗅いだ途端にフラフラと、ラーメン国技場の中へ・・。
今度は、醤油ベースを攻めてみました。
ああ、飲んだ後ってどうして、こんなにもラーメンがおいしいのだろ・・。
実は、ラーメンは連続4日目。(さすらい後にも食べたので、計5日連続)
こりゃへたすりゃ責め苦ですぜ。
しこたま飲んだし、さすらい疲れが吹き出たようで、もうみんなオネム状態。
ホテルに帰って、バタンキュー・・。
ナマラ疲れた・・。
の前に、最後の力を振り絞って、テレビのエロチャンネルにコインを投入しました。
ザーザー画面だったのが、いきなりクリアになります。
おお~!
4人の目が一斉に輝きました。
しかし、タイミングが悪かったせいか、イントロシーン。
しかも、100円で10分しかもたないので、肝心なシーンが始まる前に元の砂嵐画面に戻りました。
ぬぬ・・。
続けて見たかったのですが、さすがに眠かったので、いつの日かリベンジをすることを誓って、
ZZZZ・・・・。
8月21日 がっつかないのがSASURAIスタイル
泣いても笑っても今日が最終。
朝飯を食べに食堂へ行くと、またもやコスプレ風の女の子3人組を発見。
やはり、この土地には何かがあるに違いありません・・。
昨晩、あれだけ飲んだにも係わらず、二日酔いにはなっていません。
三田村さんからもらったウコンの効果でしょうか。
林道を揺られること数分。
目的の場所へ着きました。
ヤブを掻き分け、ゴルジュを下って、ようやく渓へ。
それにしてもしんどい川です。
僕と紀雄さんは崖大好き人間なので(笑)、大したことありませんでしたが(冗談)。
釣り自体は非常に厳しく、最初に檜山さんが美形のヤマメを釣ったきり。
三田村さんが、難しいポイントを攻めるも、反応なし。
魚はいるのですが、なんか異常にスレてるし・・。
苦労して降りた場所はすぐに滝があって、断念。
滝を巻いて釣るほど、熱心でない僕らは竿を納めることにしたのでした。
こうして、探検隊の冒険は終わりました。
ああ、今回もあんまり釣らなかったなあ(笑)。
でも、旅を存分に楽しめました。
やはり、釣りはあんまりガッつかずにマイペースでやるのが僕らには合っているようです。
素敵な旅の思い出をくれた仲間達に大感謝!
おしまい。