伝説の国内釣り行脚

岩手・檜山さんの送別会も合わせて

岩手県釣り行脚
2004年6月3日~和賀川水系

さすらいの季節。
美しい緑、川のせせらぎ。
そう、大自然が我々、さすらいの釣り師を呼んでいます。

今回の舞台となるのは、岩手県北上市の和賀川水系。
転勤を間近に控えた檜山さん(さすらい幹部)の送別会を兼ねた釣行でした。

6月3日


夕方6時に檜山さん宅で待ち合わせているので、それに合わせて出発。
いつものように下道をのんびりと走り、神奈川県へ向かいました。檜山さん宅で晩御飯をご馳走になり(奥様、大変おいしゅうございました!)、紀雄さんが迎えに来てくれるのを待ちました。

紀雄さんの車に荷物を詰め込み、今度は横浜にお住まいの新井さんのお宅へ。

出発の時は、いつでもワクワクしてしまいます。
日常から解き放たれる大人たちへのご褒美の時間。

「さすらい」のルールは楽しむこと。
ただ、それだけ。

新井さん宅へ到着。
ここで車を新井さんのに乗り換えて再出発です。
新井さんは、お仕事の都合上、1日遅れで現地で合流の予定です。

大変ありがたいことにオススメのキャンプ場などを教えてくださいました。

さて、新井さんのお宅を出ると、今度は蓮田にお住まいの太田さんを迎えに行きます。
16号線をひた走り、到着したのは午前1時半くらい(うろ覚え)

太田さんはノリノリの会話で車中を沸かせてくれました。
男4人が遠征するとなると、自然、エロネタで盛り上がることになります。
しょーもない会話を楽しみ、運転を交互にやりながらひたすら岩手を目指しました。

東北道の後半は僕が担当でした。
ちょうど朝日が眩しくなる時間帯。
仮眠を取ればよいものを、あまりにもワクワクしすぎてしまい、眠れませんでした。
なので、ヘロヘロです。

そんな僕を太田さんは釣りネタとエロネタで眠気の淵より呼び戻してくれたのでした。
ありがとうごぜえますだ~。

6月4日

北上西インターを降りると、まずは釣り券と食料調達のためにコンビニへ。
しかし、「調達」っていう言葉はさすらいの旅にピッタシでいい響きです。そう感じるのは僕だけ?

ああ、腹減った~。
カップラーメン食べましょうよ、ということになりました。
どれにしようかな~。

「檜山さん、俺、サッパリ系でいきますよ。朝ですからね!」
レジで会計を済ませ、お湯を貰いました。
スープの袋に「本格濃厚スープ」と書いてあったのが気になりましたが。

3分経ちました。
フタを開けると、うまそうな匂いが漂います。
そして、一口。

超こってり。

やべえっす。
濃厚っす。こんな朝っぱらから・・。直腸にグッときますな。
でも、案外食べてしまえるもの・・。スープまでちゃんと飲んで出発です。

錦秋湖の道の駅には、先発隊の三田村さんが待っています。
休みの都合上、全行程ご一緒できず、先に釣りまくっておいてもらいました。
途中、地元の釣り師と一緒でしたが、キャンプはソロ活動だったようです。

車の後部ハッチに張り紙が!
「歓迎!檜山様ご一行。パラダイスへようこそ!」

多分、凄く暇だったんだと思います。

僕も何度も1人の夜を味わってきましたが、凄く暇なんです(笑)。
飯食って、酒を呑んでしまうと、やることが無い!
星を眺めるにも、数時間は無理だし・・。

そりゃ~張り紙の一枚も張りたくなりますぜ。
ね、三田村さん?

三田村さん:「いや~すげえ暇でしたよ。道の駅には誰もいないし。コップを地面に落とすと、カコ~~ンって響くくらいなんですよ(笑)」

ウサギだったら、寂しくて死んじゃうところです。

三田村さん、お疲れ様でした。

さあ、メンバーも揃いました。
出発です。

スーパー林道を爆走し、釣り場へ。
平日ということもあり、殆ど車を見ませんでした。

唯一、会った車はなんと知人のもの(笑)。
世の中狭いものですね。

釣りの始まり、始まり~。

三田村さん、紀雄さんと僕のメンバーでスタート。
開始早々、三田村さんがヒット!

僕も釣れましたよ~。

木漏れ日が岸辺の緑に陽を投げる・・。
岩手の森は、美しいです。


ヤマメのサイズは皆良く、しかもどれもが太っていました。

三田村さんは、僕らが釣った後も、竿抜けしている場所をきっちり釣ってました。

爆釣の三田村さん、ニッコリ。

僕は、結局、貫徹してしまったので、寝不足でヘロヘロ&ハイテンションでした。
帰りの車中でも、1人で騒いでしまい、いや~皆に悪いことしちゃいました。

3時過ぎに釣りを中断し、里へ。
さすがに疲労が溜まっていましたので、日没前に宿となるキャンプ場を探さなくてはなりません。

三田村さんがナビを使って、最寄りのキャンプ施設を探してくれました。
シーズン前ということで、営業している所が少なく、見つけるのに苦労しましたが、何とか滑り込みました。

さあさあ、急いで!
日が暮れてしまいます。
テントを張り、テーブルセットも済ませました。

買出し組と設営組に分かれて動いたのが良かったようで、割りと早いうちに済みました。
さあ、次は温泉です。

今晩は新井さんが新幹線で到着後、合流するので、到着してすぐに宴会ができるようにしておくことにしました。

ここがキャンプ場近くの温泉。
大人1人200円也。

あ~さっぱりした。
やっぱり旅、釣り、温泉はセットです。
それと、酒もね!

そして、新井さんが到着。
いよ~待ってました。

さあ、宴会に取り掛かりましょう。

スーパーのお惣菜を買い込み、それをツマミに美味しいビール。
かあ~っ、ウマいっす!!!!

さすらいシェフ、三田村さんが腕を振るいます。
殿堂入りした定番料理、ホルモン焼きを作ってくれています。

釣り、仕事、将来の夢、エロ。
どんなことでも盛り上がります。
気の合う仲間との「さすらい」は良いものです。

ちなみに今回は初対面同士という方もいましたが、一切関係なしに楽しめました。

星空、東北の夜風、ランタンの灯り、酒がそうさせてくれます。
僕らは釣りの為に旅をするのか、旅の為に釣りをするのか?
まっ、どうでもいいんです。さすらい、大好き!

太田さん。
釣りからエロまで、あらゆる話題を提供できる驚異のエンターテイナー。
実は合気道の達人だったりする。

今回の主賓であり、さすらい幹部の檜山さん。
さすらいの旅をこよなく愛す好漢。
凄腕の釣り師。

今回の主賓であり、さすらい幹部の檜山さん。
さすらいの旅をこよなく愛す好漢。
凄腕の釣り師。

それにしても、寒くもないし、いい夜です。
小鳥のさえずりが聞こえます。

うん?
小鳥のさえずり?
今は夜の11時だぜ?

きっと交尾してんだぜ!となぜか皆で盛り上がりました。
男だけで旅をすると、必ずこうなります(笑)。

移動、釣り・・疲れと酒が混じって、僕らはぐっすりと眠れました。

6月5日

朝、カラスの鳴き声・・狂ったような気味の悪い声で目が覚めました。
時計を見ると、4時半です。
なんだよ、こんな時間に・・。

無視して眠ることにしました。

そして、1時間後、起きてびっくり。

何者かによってメチャクチャにされていました。

マジかよ~。

食料はやられないように工夫をしておいたのですが、器用な彼らは全て撤去し、楽しみにしていたシャウエッセン(おいしいソーセージ)までも食べてしまっていました。

さすらい刑事の登場です。
聞き込みをするのですが、有力な情報がつかめません。

「いや~酒呑んで熟睡してたんで、ちょっと・・」

写真は、キャベツ。
一切、手をつけていません。

ひとつ分かりました。
犯人は、野菜嫌いということです。

さて、誰が一体犯人なのか・・(カラスに決まっとろうが!)
遠くでカラスがカア~カア~と鳴いてます。
ちくしょう、僕らの朝飯をよくも・・。

下手人を取り押さえられずに僕の怒りは遂に火を噴きました。

「事件は会議室で起こっているんじゃない!釣り場で起こっているんだ!」
はい、正直に言います。
この一言が言いたかっただけでした~。

三田村さんは、お仕事のため、本日でお帰りです。
というわけで記念撮影。

また、行きましょうね!と、再会を誓い、見送りました。

さあ、釣りです。
結局、昨日と同じ場所で釣りをすることになりました。

ただ、それだと釣り券売り場が遠いです。
しか~し。昨日のパラダイスを思い出し、行かねば!という結論に落ち着き、いざロングドライブ。

ついでに食料を調達。
さあ、出発です!

今日は、檜山さん、紀雄さん、僕が一緒となりました。

檜山さんは、優しいので自分の釣りだけでなく、紀雄さんに教えていました。

今日は土曜日ということもあり、釣り人は多かったです。
なので支流の沢へ入りました。
反応が悪い・・。

う~ん、渋い。

師弟コンビがダブルヒット!

紀雄さんも難しいポイントから大きなヤマメを引き出しました。
2人揃ってニコパチ(にっこり写真撮影)したかったのですが、紀雄さんのヤマメは元気いっぱいで逃げてしまいました。

魚はとても綺麗でした。

少し、不完全燃焼でしたが、温泉に入って、酒呑んで騒ぐことにしました。
イブニングをやろうという意見が無いのが笑えます。
これぞ、さすらいペース。

まずは、スーパーへ買出しです。
岩手最高~!というほど物価が安い!!

ニラが1束9円、ネギ2束で50円・・。
ええのう、岩手は。

そして、車へ戻りました。
あれ?
変だぞ?

なんとタイヤがパンクしている!

あまりにも凄い林道を走ったので、仕方が無いのかもしれません。
でも、林道でならなくて良かったです・・。

タイヤ交換をしようと駐車場で準備をしていると、どこからともなく地元のおじさんが咥えタバコで登場してきました。「おう、パンクか・・。」
と、呟きながら眺めています。

そして、おもむろに車体の下に潜り込み、「ジャッキはあるかい?」
と一言。

そのまま慣れた手つきで直してくれました。
おじさんは、雨のように降ってくる「ありがとう」コールに戸惑いながら、去っていきました。

親切なおじさん。
岩手は良いところです。

そして、そのまま温泉へGO!
あ~気持ちええ~。

キャンプサイトには、幾つかのファミリーがテントを張り、食事をしていました。
今夜は貸し切りではないようなので、少し大人しくしておくことにします。

ニラが9円の割りには、なぜか食費は1万円オーバー(笑)。
これだから男の人って・・。と、女性の声が聞こえてきそうです。

まずは、腹ごしらえに刺身をツマミます。

紀雄さんは、大好きな芋焼酎を手にニッコリ。

そして、来ました。
本日のメイン、キムチ鍋。

具が多すぎて、何鍋だか分からん・・。

少し、経ってから次の鍋です。

お待たせしました~海鮮鍋です!

見た目は同じジャン!とツッコミたくなってしまいます(笑)。

(海鮮鍋の写真は撮れていなかったので、前出の写真でご勘弁を。見た目は全く同じですので)

いや~呑みました、食いました。
大満足です。

楽しい夜は更けていきます。
今夜がこの旅での最後の夜。

しみじみと呑んで・・と言いたい所ですが、ゲラゲラ笑いながら、超大盛り上がりです!

かくして、賑やかに(周りに迷惑じゃない程度ですよ~)夜は更けていったのでした。

一晩で消費したビールの抜け殻

6月6日

遂に来ました、最終日。
昨日の釣りはそれほど良くなかっただけに、何としてでも今日は良い結果が欲しいものです。

ここしばらく真剣に釣りをしていなかった僕も、久々に釣る気満々状態です。

時間を1時と決めて、それまで頑張って釣りをすることにしました。
でも、その前にパンク修理とガソリン補給を。

ガソリンスタンドへ車を乗りつけると、中からオバちゃんが出てきました。
パンクのことを告げると、中からおじさんが出てきました。

めっちゃ、キム・ジョンイルに似てる・・。
後で聞いたのですが、みんなそう思っていたようでした。

おじさんは、とても親切に釣り場を教えてくれました。
優しい目をした金正日。という感じで、実に良い人でした。

釣りの方は、みんなマアマアのようでした。
最後に記念撮影!

楽しい釣りも終わり、あとは帰るだけ・・。
普通の釣りならばそうでしょうが、今回の楽しみはまだあったのでした。

町に出て、冷麺を食べる!です。
地元のおいしい食べ物を食べたいという意見は一致し、焼肉と冷麺を腹いっぱい味わいました。

いや~幸せ、幸せ。

の~んびり高速道路を走って、深夜に関東に到着。
実に楽しい旅でした!

おしまい。

檜山さん、いつでも帰ってきてくださいね~!
てぐすね引いて、いや、とても楽しみに待っています!